JRA通算1万回騎乗を達成した柴田大知騎手

JRA通算1万回騎乗を達成した柴田大知騎手

JRA通算1万回騎乗を達成した柴田大知騎手 JRA通算1万回騎乗を達成した柴田大知騎手

 宇都宮市出身で日本中央競馬会(JRA)の柴田大知(しばただいち)騎手(42)=美浦、フリー=が1月19日の小倉競馬第2レースでスマートスリロスに騎乗し(13着)、JRA通算1万回騎乗を達成した。史上41人目、現役では28人目の偉業で、強靱(きょうじん)な肉体と周囲と築き上げた固い信頼関係が実績につながった。デビュー25年目を迎えるベテランは「支えてくれた馬主さんや競馬関係者、家族に感謝したい」と柔和な笑顔を見せた。

 柴田騎手は城山中卒業後の1993年にJRA競馬学校へ入学。96年に弟の未崎(みさき)騎手(42)とJRA初の「双子ジョッキー」としてデビュー。10人の同期には福永祐一(ふくながゆういち)騎手(43)や3人の女性騎手がおり、「競馬学校花の12期生」として注目を浴びた。

 1年目は27勝、2年目に29勝と順調に勝ち星を重ねたものの、3年目の若さで所属厩舎(きゅうしゃ)を離れてフリーになると、騎乗数の減少とともに成績も低迷した。「若気の至りで飛び出したが、一人じゃ何もできないことを痛感した」。騎乗機会を求めて障害レースにも挑戦したが、年間10勝がやっとの状況が続き06、07年はゼロ勝。一時は引退も頭をよぎるほど苦しんだ。