ガーナ出身のフリムポーンさん(左)と参加者の意見交換では、ガーナと日本の学校や行事の相違点について盛り上がった

約40人が参加した多文化共生フォーラム。4人のパネリストが登場した

ガーナ出身のフリムポーンさん(左)と参加者の意見交換では、ガーナと日本の学校や行事の相違点について盛り上がった 約40人が参加した多文化共生フォーラム。4人のパネリストが登場した

 宇都宮市内で生活する在住外国人は約9500人。街なかの飲食店などでも働く外国人や留学生の姿をよく目にするが、文化の垣根を越えて共生するのに大切なことって何だろう。2月に市国際交流プラザが企画した多文化共生フォーラム「宇都宮の生活はどうだんべ?」をのぞいた。

 パネリストはガーナ出身のアンドリュー・チャールズ・フリムポーンさん(37)、ベトナム出身のグェン・チョン・ダイさん(32)、中国出身の山本燕(やまもとつばめ)さん(62)、ニュージーランド出身のショーン・ダイアさん(54)。

 日本在住歴14年のダイさんは、ベトナム人と日本人が一緒に働く際のこつとして、「ベトナム人のスタッフには、何をすべきかを明確に説明することが大切。また、褒める時は皆の前で褒めてほしい」と語った。また、多人種社会であるオークランド市出身のダイアさんは、母国が共生のために努力していることとして、「差別が生まれないような教育が行われている」と紹介した。

 パネリストを囲んだ意見交換も行われ、参加した在住外国人からは「敬語などを省いた簡単な日本語で話し掛けてくれるとうれしい」といった声も出ていた。この日印象的だったのは、参加者らが口にした「パートナー」という言葉。多文化共生にはちょっとの思いやり、そして相手を知りたいという気持ちが大切なのかもしれない。