新型コロナウイルスの感染拡大で、県内の小中学校、高校の休校が決まり、県内企業でも急きょ、短時間勤務の拡充やテレワークの導入などに乗り出す動きが出ている。子育て世代に配慮し「社員が休みを取れる体制を整える」とする声の一方、働ける従業員が少なくなるのは「厳しい」との本音も漏れた。

 家電量販店のコジマ(宇都宮市)は28日、休校中の子どもの世話が必要なケースに備え、短時間勤務の拡充を決めた。昼に仕事を中抜けして帰宅を認めるなど、子育て世代に配慮する。

 会計情報サービスのTKC(同)は28日、自宅での育児が必要な社員に対し、「休暇の取得、テレワークの推奨」を決めた。希望する社員にパソコンなどの必要な資材を貸し出す体制も整備する。蒲池和俊(かまちかずとし)広報部長は「休みを取れる体制を整え、テレワークにするか、休むかを本人が選べるようにしたい」という。