県警が浸透を図るハイビーム=5月中旬、宇都宮市白沢町

 夜間に先行車や対向車がない場合に、車の運転者にヘッドライトの上向き利用を促す県警独自の「ハイビーム大作戦」が4月で開始1年を迎えた。ハイビーム使用率は作戦開始時の昨年4月と1年後の今年4月を比べると、4・0ポイント増え7・9%に上がったことが21日までに、県警の調査で分かった。一定の成果はあったと言えるが、依然として低迷している。ハイビームは事故抑止に有効とされており、県警は「県民に浸透するよう粘り強く呼び掛けていく」と強調した。

 県警交通企画課によると、作戦は夜間歩行中の事故防止を目的に、昨年4月からスタート。ハイビームの利用促進を図るため県警がポスターやチラシの配布、夜間検問での呼び掛けなど広報活動を展開している。

 使用率の調査は車と歩行者による事故が多い県内の七つの路線、計8カ所で実施。夜間、先行車と対向車がない状況で走行している車が、ハイビームを使用しているかどうかを調べた。