林道沿いの大戸川に捨てられた大量のごみ

 栃木県佐野市作原町の林道沿いに産業廃棄物とみられる大量のごみが捨てられていたことが27日までに、市などへの取材で分かった。佐野署も把握しており、廃棄物処理法違反の疑いもあるとみて、捜査している。地元住民からは怒りの声も上がっている。

 市農山村振興課によると、19日午前9時ごろ、地元住民の男性から「林道の路肩にごみが捨てられている」との電話があった。職員が現地を訪れたところ、林道沿いと近くを流れる大戸川にごみが捨てられているのを確認したという。

 場所は市管理の林道作原沢入線沿いで、観光施設「蓬山(よもぎやま)ログビレッジ」から約2キロ。近くには紅葉スポットとして人気がある蓬莱山などもある。

 地元の上作原町会の小平安治(おだいらやすじ)町会長(68)は「ごみの量は10トントラック2台分ほどに上るのではないか。豊かな自然があるこういう場所に捨てていく行為には強い憤りと悲しみを覚える」と話した。

 市は、署の捜査の進展を待って、ごみを撤去するという。