栃木駅前のホテルや分譲マンションなどの完成イメージ

くわ入れをする今井社長(左)と栃木グランドホテルの若林かなこ社長

栃木駅前のホテルや分譲マンションなどの完成イメージ くわ入れをする今井社長(左)と栃木グランドホテルの若林かなこ社長

 【栃木】栃木駅北口周辺のにぎわい創出を目指すシビックコア地区整備事業で、複合施設の起工式が27日、駅前ロータリーに隣接する現地で行われた。観光案内所などを配置する「シビックセンター(仮称)」やホテル棟、マンション棟の計3棟を整備し、シビックセンターとホテルは2021年4月のオープンを目指す。同所は台風19号の影響に伴う代行輸送バスの待機所として利用したこともあり、着工が遅れたという。

 計画地はJRと東武鉄道が乗り入れる栃木駅から徒歩2分の好立地。今年完成を予定している国の合同庁舎にも隣接する。整備するのは、パナソニックホームズ北関東を代表事業者とする3社の企業グループ。市が昨年3月、同グループと基本協定を締結し、市有地約4320平方メートルを約2億円で売却した。総工費は約30億円。

 当初は昨年8月の着工を見込んでいたが、関係機関の調整が長引いた。さらに、昨年10月の台風19号で被災し、JR両毛線の一部区間が不通となったため、JRはバスによる代行輸送を実施。その際、シビックコア地区をバスの待機所として約1カ月間活用した経緯もあり、予定より7カ月着工がずれ込んだという。