「建造物」作る親子

「建造物」作る親子

 【真岡】真岡青年会議所(JC)は20日、飯貝の大内農業構造改善センターで、子どもが身近な廃材を使い建造物模型を作るイベント「ゼロ円建設株式会社」を開いた。「社長」として思い通りに作り、大人は「部下」として手伝う。自由な表現を促し創造的人材を育み、市発祥とされる運動「創造美育」を実践する試みだ。

 創造美育は、荒町在住だった美術評論家久保貞次郎(くぼさだじろう)(1909~96年)が戦後、提唱。真岡JCは毎年、その精神を受け継ぐ芳賀教育美術展の運営に当たる。

 イベントには、市内を中心に小学生約80人と保護者が参加。創造美育を研究する国学院栃木短大の名取初穂(なとりはつほ)准教授(43)=美術教育=が助言者として「まちのイメージが決まっていなくても、材料を並べたり積んだりすることから始めてみよう」と呼び掛けた。