【那須】国の天然記念物で絶滅危惧種の「ニホンライチョウ」の人工繁殖に取り組んでいる大島の「那須どうぶつ王国」(佐藤哲也(さとうてつや)園長)は26日、上野動物園(東京都)、いしかわ動物園(石川県)、富山市ファミリーパークの3園から計5羽を3月3、4の両日に受け入れると発表した。今後繁殖ペアをつくり、5、6月頃の産卵を目指す。

 遺伝子が遠い個体間で繁殖させ、多様性を維持する環境省の「ライチョウ保護増殖事業計画」に基づく。

 受け入れるニホンライチョウは0~3歳の雄4羽と、1歳の雌1羽。現在、那須どうぶつ王国には2歳の雌1羽がおり、この雌と上野動物園から受け入れる3歳の雄を、富山市ファミリーパークの2歳の雄、1歳の雌をつがいにして繁殖を目指す。

 同園は2017年6月からニホンライチョウの人工繁殖に取り組んでいる。