教育学部の連携を進めている宇都宮大と群馬大が、「共同教育学部」(仮称)の新設を検討していることが23日、両大学への取材で分かった。同学部は卒業に必要な単位数の約半数を共通カリキュラムとして扱うため、学生は両大学で単位を取得することになる。国立大教員の減少のほか、少子化に伴う教員需要の減少を見据え、授業の効率化を図り教員養成の仕組みや質を維持することが狙い。早ければ2020年度の開設を目指している。教育学部での共同学部の設置は全国的に前例がないという。

 両大学で検討している共同教育学部では、在学中の学生はいずれかの大学に所属するものの、両大学に在籍する形となる。学位授与などは両大学の連名となるという。

 学生は文部科学省の設置基準通り両大学それぞれで31単位以上の取得が必要となる見通し。同学部の入学試験は、両大学が統一する方向で検討している。