不審物が発見され警察官の誘導で避難する乗客役ら=25日午前、宇都宮市川向町

 東京五輪の開幕まで150日、東京パラリンピック開幕まで半年となった25日、県警とJR東日本大宮支社はJR宇都宮駅で、テロ対策不審物件対処訓練を実施した。日光線の電車内に爆発物が置かれ、発見した乗客が非常ボタンを押し、電車が緊急停止したことを想定した。

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 宇都宮東署員や機動隊員、同支社宇都宮地区センターの職員ら50人ほどが参加。宇都宮市内の日本語学校の生徒約60人が乗客役を務めた。

 新型コロナウイルス感染予防のため、参加者らはマスクを着用して訓練に臨み、はしごを使って乗客を電車から降ろす際の誘導や、爆発物の処理の手順などを確認した。英語のほか、ピクトグラムやジェスチャーを使って乗客を誘導した。

 同署の佐藤明(さとうあきら)署長は「警察とJRで動きを確認できた。テロがあった場合に確実な対処ができるよう今後も連携を強化していきたい」と講評した。