起業家が意見を出し合った「宇都宮ベンチャーズ起業フォーラム2020」

 【宇都宮】宇都宮ベンチャーズ起業フォーラム2020「全国へ羽ばたく 地方発ベンチャーが語る」(市、宇都宮ベンチャーズ主催)が18日、大通り2丁目のホテルニューイタヤで開かれ、会社員や学生など83人が参加した。

 香川県で学生服のリユースショップを起業した馬場加奈子(ばばかなこ)さんが「地域の悩みをビジネスに変える~さくらや急成長の秘訣(ひけつ)~」と題して基調講演。「学生服を再生させる発想は主婦だからこそできた。会社も子育て中心で運営していて、全国のお母さんに頑張れと発信しています」と起業のきっかけや成功の秘訣などを語った。

 第2部は「本音で語る事業成長のカギ」と題したパネルディスカッション。馬場さんと、体調管理アプリ開発会社「ならでわ」の大塚拓也(おおつかたくや)社長、農業経営支援会社「ファーム・アンド・ファーム・カンパニー」の藤井大介(ふじいだいすけ)社長が登壇。大塚さんは「大けがをしてリハビリ中、自分がどのくらい治っているか分からず、これを数値化すればと会社を立ち上げた」。藤井さんは「起業はそれほど難しくないが、本業一つに集中すること。ただ、会社は稼ぐだけでは足元をすくわれるので、共感と社会性が重要」。馬場さんは「テレビに出たことが転機となったが、それまでにしっかり準備をした。起業して良かったことは、仕事をしながら子どもと過ごせること。毎日が楽しい」などとそれぞれの意見を出し合った。