県内の道路上の猫の死骸収容数

 県内の道路上で交通事故に遭うなどして命を落とす猫が後を絶たない。2018年度の死骸収容数は6091匹に上り、過去10年をみても6千~7千匹前後で推移し、高止まりの状態が続いている。大半が野良猫とみられ、県は「安易に餌をやらないなどの取り組みに協力してほしい」と強調。猫の飼い主には室内飼育の徹底などを求めている。2月は県の定める「猫の正しい飼い方推進月間」。

 県生活衛生課によると、道路など公共の場所で動物の死骸が見つかった場合は、各市町が回収する。08年度の猫の死骸収容数は6912匹。10年度は5944匹だったが、13年度に7千匹を超え、15年度以降は6千匹台が続く。

 同課は、野良猫や屋外飼育の猫が減らない状況が背景にあるとみている。県などに寄せられる苦情や相談も目立っており、18年度は2797件。猫に車や家屋を傷つけられたり、庭や畑を荒らされたりしたなどといった内容が多いという。