半年後に迫る東京パラリンピックへの思いを語る真田=東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター屋内テニスコート

 東京パラリンピック開幕まで半年に迫る中、車いすテニス男子で那須塩原市出身の真田卓(さなだたかし)(凸版印刷)がロンドン、リオデジャネイロに続く3度目の出場、そして初のメダル獲得を目指している。現在は昨年痛めた右肘のリハビリに集中。4月のジャパンオープンで復帰する予定で、「余裕を持ってメダルを見据えた調整期間に入れた」と前向きに半年後のイメージを膨らませている。

 17日現在、男子シングルスの世界ランキングは日本人2番手の10位。同1位で東京パラ代表に内定している国枝慎吾(くにえだしんご)(ユニクロ)とともに日本の車いすテニス界をリードする存在だ。

 武器は最速150キロの重く強烈なフォアハンド。右脚切断の真田はリオ大会後に車いすをモデルチェンジし、座面に「ニーグリップユニット」と呼ぶ突起を設置した。太ももでユニットを挟み、下半身から骨盤、胸郭、肩、肘、手首への運動連鎖を高め、スイングスピードを強化している。