夜間や横断歩道で歩行者が被害に遭う交通事故が後を絶たないことから、県警は2020年度、歩行者保護意識向上対策事業に取り組む。テレビCMや新聞広告を活用したドライバー向けの広報活動を展開する。

 県警はこれまで、「止まってくれない!栃木県からの脱却」や「ハイビーム大作戦」などの広報活動を実施。信号機のない横断歩道での一時停止率が全国ワーストだったことを自虐的に描いて一時停止を呼び掛けた動画が、全国的な注目を集めた。

 その結果、ワースト脱却などの成果を収めたが、交通企画課は「ドライバーへのルール浸透はまだまだ十分でない」と受け止める。

 20年度の新事業では4~9月に横断歩道をテーマにしたテレビCMを、10月~翌年3月にハイビームをテーマにしたCMを放映予定という。同様のテーマで新聞広告も予定している。

 同課は「改善の機運を一過性にせず、より県民に定着させるよう、インパクトのあるCMや広告を制作したい」としている。