昨年の日光キッズゲルニカで制作された作品と子どもたち

 【日光】スペインの画家パブロ・ピカソの代表作「ゲルニカ」と同じサイズの巨大キャンバスに、子どもたちが平和の願いを込めて絵を描くイベント「日光キッズゲルニカ」が3月21、22の両日、今市の道の駅「日光街道ニコニコ本陣」で開催される。今回は「東京2020応援プログラム」に認証された。作品は同30日、市内で行われる聖火リレーに合わせ東武日光駅に掲げる予定で、主催する同ゲルニカ制作委員会は作品の構図を一緒に考えるメンバーや絵を描く人を市内外から募っている。

 キッズゲルニカは世界各国で展開されているアートプロジェクト。日光では2015年度に始まった。縦3・5メートル、横7・8メートルの作品がこれまでに計4点作られ、同道の駅などで展示されている。

 東京五輪を受け、今年のテーマは「スポーツとアートの融合」。加藤加代子(かとうかよこ)委員長は「スポーツもアートも平和への思いは同じ。日光から世界にメッセージを発信したい」と語る。

 募集している委員会メンバーには作品の構図を検討してもらい、3月上旬に構図を決める。合わせて、制作者を同15日まで募集している。毎年、子どもたちを中心に延べ約200人が参加するといい、今回は延べ約300人で2日間かけ、アクリル画を描く計画だ。

 完成した作品は、聖火ランナーを応援するため、市内ルートの到着予定地前の同駅で掲げる予定。五輪期間中は、同道の駅に設けるパブリックビューイング会場に、過去4作品と共に展示を検討しているほか、22年の栃木国体などでも活用したい考え。

 加藤委員長は「誰でも、いつでも自由に参加できる。キッズゲルニカを通じて地域を応援する文化をレガシーにしていきたい」と参加を呼び掛ける。参加無料、制作当日も受け付ける。(問)同道の駅0288・25・7771。