講演するがんばれゆうすけさん

 【野木】町出身の漫才師がんばれゆうすけさん(35)の講演会が22日、エニスホールで開かれた。吉本興業所属の漫才コンビ「ランナーズ」のゆうすけさんが「今を生きる」と題し、地元で過ごした少年時代から特技のマラソンを武器に芸能界を生きる今を、笑いに包んで語った。

 少年時代から長距離走が得意だったゆうすけさんは作新高を卒業後、東洋大に進学して箱根駅伝ランナーを目指した。4年生の時に7区を任されたが、3日前に後輩と差し替えられたという。「涙があふれて止まらなかった」と、その時を振り返る。

 ただ「今では貴重な経験をしたと思える」とも。卒業後も市民ランナーとして走り続けた。大会で上位入賞を続けるうちにランニングコーチが仕事となり、漫才コンビの「宮川大助(みやがわだいすけ)・花子(はなこ)」夫妻をコーチしたことがきっかけで弟子入りしたという。

 現在は国内外のマラソン大会でゲストランナーとして走り、大会を盛り上げている。最近は昨年のNHK大河ドラマ「いだてん」にもランナー役として出演した。「走ることを続けてきたら、大河ドラマにもつながった。何か一つ、努力を続けると何かが見えてくる」と話していた。