出演者が総出で披露したよさこい演舞=23日午前9時10分、大田原市中央1丁目

 栃木県内外のよさこい踊り9チームが集結する「大田原よさこい朝市」が23日、栃木県大田原市中心部の特設会場で開かれ、約140人の踊り手が躍動感ある演舞で市街地に活気をもたらした。新型肺炎の感染拡大を意識し、会場ではマスクの着用や手指の消毒などの予防策が呼び掛けられた。

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 同市内で開かれていた県内最大級のよさこいの祭典「下野YOSAKOI与一まつり」が昨年から中止になったため、毎月第4日曜日の「おおたわら日曜あさいち」を主催する同市のNPO法人ナチュラルが朝市によさこいチームを招き、小規模ながら同まつりの熱気を“復活”させた。

 同市の国際医療福祉大や宇都宮市、鹿沼市、茨城、福島両県などのチームが出演。音楽に乗って個性豊かな振り付けの踊りを披露し、全チームによる「総踊り」や複数のチームが大旗を振って競演するなど、大勢の観衆から喝采を浴びた。

 同法人の高野正希(たかのまさき)理事長(53)は「開催について悩んだが、街の活性化のことも考え、出演者に消毒液を持参してもらうなど感染予防策を取った上で実施した。皆さんに感謝したい」と語った。