新型コロナウイルスの感染者が県内で確認されたことを受け記者会見する福田知事(左から2人目)ら=22日午後9時45分、県庁

会見する福田知事(左)と森沢保健福祉部長=22日午後10時5分、県

新型コロナウイルスの感染者が県内で発生し開かれた記者会見=22日午後9時50分、県庁

新型コロナウイルスの感染者が県内で確認されたことを受け記者会見する福田知事(左から2人目)ら=22日午後9時45分、県庁 会見する福田知事(左)と森沢保健福祉部長=22日午後10時5分、県 新型コロナウイルスの感染者が県内で発生し開かれた記者会見=22日午後9時50分、県庁

 県は22日、県南健康福祉センター管内に住む無職の60代の日本人女性が、新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)を発症したと発表した。女性は集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客で、船内での14日の検査で感染が確認されなかったため19日に下船し、自宅に帰宅していた。女性は重症ではないという。同船を下船して帰宅した日本人の感染確認は国内で初めてのケースとなる。県内では初の確認でもあり、今後、感染経路を調べる。

 県によると、女性は夫と2人でクルーズ船に乗船していた。19日に帰宅し、21日夜から38・7度の発熱があり、翌22日に県南健康福祉センターに相談。県内の指定医療機関を受診したところ、発熱と肺炎の症状が確認され、同日、ウイルス検査で陽性が出た。

 女性は、19日から始まったクルーズ船の第1次下船者の1人。同日は国のシャトルバスで最寄りの駅まで向かい、公共交通機関を使用して自宅近くの駅に到着。駅から自宅までは友人が車で送迎した。

 下船した19日に1度だけ、買い物のため外出した。下船後は常にマスクを着用していたという。クルーズ船内での感染の可能性が高いとみられる。女性は近く指定医療機関に入院する。女性は夫と2人暮らし。夫は発熱などの症状はないが、濃厚接触者として検査を行う方針。

 第1次下船者のうち、県内在住者は夫婦を含め計7人。下船者には熱などの症状が出た際には専用電話に連絡するよう通知が出されていた。

 県は22日夜、緊急の対策本部会議を開いた。福田富一(ふくだとみかず)知事は記者会見で「過剰に心配することなく感染予防に努めてほしい」などと呼び掛けた。