【小山】市は新年度、市コミュニティバス「おーバス」の新規路線として、JR小山駅と喜沢の大型商業施設おやまゆうえんハーヴェストウォークを結ぶ「ハーヴェストウォーク線」を開設する方針を固めた。4月の運行開始を目指す。現在、同施設の運営会社が運行する無料シャトルバスを運賃制の路線バスとし、途中に8カ所のバス停を設置する。

 すでに市地域公共交通会議の承認を受け、国土交通省に運行許可を申請した。同区間は利用者が多く、運営会社などから輸送力を増強したいと市に申し出があったという。

 バスの運行は運営会社などが行う予定。市は公共交通として安定するまでの支援として5年間、車両購入費の2分の1を補助する。

 この区間は現在、おーバスの「市民病院線若木循環」の一部として、平日4便、休日2便が運行している。新たな路線の開設で、経路は一部変更となるが、平日60便、休日78便と大幅に増える見込み。市都市整備部は「沿線住民や小山高の関係者、新年度開院予定のリハビリ病院に行く人などの利便性が向上する」としている。

 市はこのほかにも、市内で運行する民間のシャトルバスやスクールバス、企業バスをおーバスとして路線バス化できないか検討を進め、新規路線を追加したい考えだ。

 また既存のおーバス路線のうち羽川線、間々田線、新市民病院線など9路線を2025年度までに増便する計画も立てた。

 市は本年度、15年ぶりに見直した「市総合都市交通計画」の素案にこれらの計画を盛り込み、26日までパブリックコメント(意見募集)を行う。3月に有識者らによる計画策定委員会を開いて最終調整し、決定する。