那珂川町なす風土記の丘資料館に展示されている狩猟道具など

 【大田原・那珂川】企画展「那珂川流域の古代の食」が町なす風土記の丘資料館(那珂川館)を第1会場、市なす風土記の丘湯津上資料館(湯津上館)を第2会場に開かれている。旧石器時代から平安時代の人々が調理や狩猟に使った道具や当時の食生活などを、遺跡から出土した資料を通して紹介する。4月5日まで。

 市や町のほか、那須烏山市や茂木町などで出土した縄文土器やかまど、矢尻、釣り針に加え、落とし穴の断面の写真など、両館合わせて約200点展示している。展示品から、当時の人々がどうやってイノシシやシカなどを狩り、魚を捕り、木の実を食べていたのかを知ることができる。

 両館は「豊かな自然を有した那珂川流域で、昔の人々は経験と知恵を絞ってさまざまな道具を作り出してきた。展示を通じて地域の歴史や文化を知ってほしい」としている。

 関連イベントとして、那珂川館では22日に午前10時から成果発表会、午後1時から遺跡報告会を開催する。3月8日午後1時半からは両館の職員による展示解説が行われる。(問)那珂川館0287・96・3366。