学習塾の受付でマスクを取る受験生=20日午後、宇都宮市池上町

 新型コロナウイルスの感染拡大が、高校や大学の受験にも影響を与えている。宇都宮大は25日の2次試験で感染者への特別措置を行わないとし、県教委は3月の県立高入試で感染者が出た場合の対応について検討を進めている。入試を間近に控える受験生からは20日、「できる予防をしても、不安は拭えない」「感染して受験できなくなったら困る」との声が上がった。

 宇都宮大は20日までに、2次試験の前期日程(25日予定)と後期日程(3月12日予定)で感染者の受験は認めず、救済などの特別措置も行わないと決めた。インフルエンザなどの感染症と同様の措置という。同大は「国内の感染者数や他大学の措置などを参考に、総合的に判断した」と説明。2009年度の新型インフルエンザの流行時は、追試験の措置を取ったという。

 県立高の入試は、全日制一般選抜の学力検査などが3月5日に予定されている。県教委の担当者は「感染者が出た場合の対応について、さまざまな可能性を含めて検討している」。今まで追試の実施はなく、体調の悪い生徒やインフルエンザの生徒は別室で試験を受けていた。