【足利】市は20日、2020年度当初予算案を発表した。一般会計は19年度当初比1・7%増の538億円で過去2番目の規模となった。21年に市制100周年を迎えるのを機に、次の100年を見据えて子育て・教育環境の充実、新市民会館整備に絡む調査を含む公共施設更新などに重点配分。新たに北関東自動車道スマートインターチェンジ(IC)誘致に向けた予算も盛り込んだ。

 予算規模は市一般廃棄物最終処分場「小俣処分場」整備があった1997年度の540億円に次ぐ。歳出増は市消防本部庁舎建設など普通建設事業費が19年度当初比9・2%増の58億1900万円となったことなどが要因で、和泉(いずみ)聡(さとし)市長は「消防庁舎や災害対策など必要なことを積み上げた結果」と説明した。

 新規事業として市独自の学力テスト「かなふり松チャレンジ」に690万円、スポーツや芸術文化などで活躍する講師が特別授業を行う「子どもの夢づくり」に100万円を計上した。

 公共施設更新では、新たな市民会館整備に向けて市民の議論の材料となるデータ調査などに330万円、20年度末完成予定の市消防本部庁舎建設に10億8300万円、南部クリーンセンター建て替えに2億1100万円を充てた。市西部を想定しているスマートIC関連の測量などで3千万円を見込んだ。