練習場のスタンド入り口に貼られたファンサービス自粛を伝える案内=19日午前、宇都宮市白沢町

 新型コロナウイルスの国内感染拡大を受け、栃木県内プロスポーツチームも対策に追われている。宇都宮ブレックスや栃木ゴールデンブレーブス(GB)は19日、今週末のトークイベントの中止を発表したほか、栃木SC、宇都宮ブリッツェンなどはファンサービスの縮小を決めた。間もなくシーズン開幕を迎えるチームもあり、感染拡大に警戒を強めている。

 イベントの中止に踏み切ったのは、野球独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木GBとバスケットボールB1の宇都宮ブレックス。栃木GBは24日にイオンモール小山店で実施予定だった「新入団選手お披露目トークショー」の中止を決定。ブレックスも20、23日にFKD宇都宮店、同インターパーク店で予定していた選手のトークイベントの開催を見合わせる。

 ブレックスは8日のホーム川崎戦から、試合会場にアルコール消毒液などを設置。観客にもマスク着用などを呼び掛けている。

 今季開幕戦を23日に迎えるサッカーJ2栃木SC。宇都宮市白沢町の河内総合運動公園陸上競技場で19日行われた公開練習では、観客席の入り口に選手との写真撮影、サイン、握手、会話などの自粛を呼び掛ける案内も貼り出された。

 「選手、スタッフ、来場者の皆さんの健康を第一に考えた判断」と広報担当者。訪れたファン約20人はチームの要望を受けてマスク姿。宇都宮市の会社員男性(46)は「この状況では仕方がない。早く流行が収まって気持ちよく応援できればいい」と理解を示した。

 自転車ロードレースの宇都宮ブリッツェンも23日のチームプレゼンテーションパーティーで、恒例となっている集合写真の撮影を取りやめる。HC栃木日光アイスバックスは3月14、15日に日光霧降アイスアリーナで日本代表戦を開催予定。担当者は「他競技の動向なども見ながら県連盟と実施について検討する」としている。