展示されている落とし穴の断面はぎ取り資料

 【市貝】町内の縄文時代の遺跡から出土した遺物を展示する企画展「縄文時代のいちかい」が、町歴史民俗資料館で開かれている。3月22日まで。

 町内には主なものだけで27カ所の縄文遺跡がある。このうち市貝中や町役場建設時に調査された添野遺跡、仁王寺遺跡など主要な6カ所から出土した土器や土器片、石器、やじり、土偶などを展示。縄文時代の貴重な遺物を紹介している。

 市塙の寺平遺跡で見つかった、縄文時代草創期の約1万2千年前に使われた狩猟用落とし穴の断面はぎ取り資料も展示され、当時の人の暮らしぶりがうかがえる。

 町教委生涯学習課の担当者は「市貝中の敷地の下にもまだ遺跡が残っているかもしれない。歴史のロマンを展示に感じて子どもたちにも学んでほしい」と見学を呼び掛けている。