2019年に栃木県内で車の運転免許証を自主返納した人は過去最多の8413人で、前年比2255人増と大幅に増加したことが18日までに、県警のまとめで分かった。19年は、全国で高齢者の車に巻き込まれて死傷する事故が相次いだ。県警は事故を踏まえ、返納に踏み切る高齢者が増えたとみている。

 県警運転免許管理課によると、09年に1千人を下回っていた返納者数は年々増加。14年に2千人を、16年に4千人を、18年に6千人を超え、19年は8千人に達した。19年の返納者は、65歳以上の高齢者が全体の約97%を占めた。

 19年は4月に東京・池袋で高齢者の乗用車が暴走し、母子がはねられ死亡する事故が発生。6月には、高齢者のワゴン車が福岡市の交差点に突入して9人が死傷する多重事故があった。