新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の感染拡大で全国のイベントに影響が広がる中、県内で週末などに予定されるイベントの関係者も危機感を強めている。マスク着用や消毒の徹底、発熱など症状がある人は来場を控えるよう呼び掛けるなど対策を強化するが、県内外から不特定多数の来場が見込まれ、不安は尽きない。「開催を中止して街に人が来なくなるのもつらい」と複雑な声も漏れる。

 「できる対策を徹底するしかない」。足利市内の映画館などで22~24日に開催される、あしかが映像まつり「まちなかシネマDAYS」。同市映像のまち推進課はホームページ上で来場者にマスク着用を呼び掛けているほか、映画館入り口に消毒液を置き、スタッフのマスク着用へ理解を求める張り紙も掲示した。

 今年は、一般向けに初公開される「渋谷スクランブル交差点」のオープンセットも注目を集めている。同課の担当者は「多くの来場はうれしいが、不安もある」と万が一の事態に懸念を漏らすが、「映像のまちをPRする絶好の機会。イベントを楽しんでほしい」と対策に力を入れる。