御影堂に放水する消防隊員ら

 【真岡】親鸞(しんらん)聖人が建立したとされる高田の国指定史跡高田山専修(せんじゅ)寺で16日、文化財の保護などを目的にした防災訓練が行われ、約100人が放水や宝物の運び出し作業などに熱心に取り組んだ。

 「地域全体で貴重な文化財を守っていこう」と2014年に始まり、例年2月に実施。芳賀地区広域消防本部の消防隊員や地元の市消防団第6分団の団員らが参加した。

 国や県の重要文化財に指定されている親鸞聖人や顕智(けんち)上人の座像を安置する「御影堂」から出火したと想定。雨が降る中、寺院関係者や檀家(だんか)が貴重な仏像や資料を手際よく持ち出す一方、隊員や団員が御影堂に放水を続けた。