日差しを浴びて鮮やかに咲くフクジュソウ

 国宝「那須国造碑(なすのくにのみやつこのひ)」をご神体とする栃木県大田原市湯津上の笠石(かさいし)神社で、春の訪れを告げるフクジュソウが見頃を迎えている。

 700年ごろに建立された那須国造碑は「日本三古碑」の一つ。湯津上地区では同碑や侍塚古墳の保存と活用に取り組む「那須国(なすのくに)古代ロマンプロジェクト」が展開されている。

 フクジュソウは境内手前右側の社務所周辺に集中して咲いている。15日には柔らかな陽光を浴びて、かれんな黄色い花々が輝き、周囲をネコがのんびりと歩き回っていた。

 伊藤克夫(いとうかつお)宮司(70)は「祖母と母が30年ほど前に植えたものだが、あまり知られていない。古代ロマンを彩る春の花。参拝に合わせてぜひ見に来てほしい」と話している。今月いっぱいは楽しめるという。(問)同神社0287・98・3758。