着任記者会見で抱負を述べる小野検事正=14日午後、宇都宮地検

 宇都宮地検に着任した小野正弘(おのまさひろ)検事正(58)が14日、地検で記者会見し「被害者の保護と犯罪者の再犯防止に重点を置いて執務に当たりたい」と抱負を語った。

 小野検事正は東京都出身で、1990年に東京地検で任官。和歌山地検検事正や広島高検次席検事などを歴任し、最高検検事から着任した。これまでオウム真理教事件や、埼玉県で93年に起きた愛犬家ら連続殺人事件で捜査や公判を担当してきた。

 2002~04年には、宇都宮地検栃木支部長兼足利支部長を務めており、本県の印象について「県民性も穏やかで治安の良い所」と述べた。その上で「検察の理念にある厳正公平、不偏不党を旨とし、適切に事案に対処したい。そのことで県民の安全安心な生活が確保できる」と言葉に力を込めた。