アイマスクをした状態で大田原市産イチゴを味わう参加者たち=14日夜、東京・渋谷

 目隠しをした状態で大田原市産のイチゴ3品種を食べ比べながら生産者の話を聞くという、一風変わったイベントが14日夜、東京・渋谷であった。

 UIJターンの促進を狙う市の「大田笑市プロジェクト」の一環。参加費1千円で募集し23人が参加した。用意したのは、とちおとめと高級品種スカイベリー、今季から出荷が始まった白い果実のミルキーベリー。市によると、より感覚が研ぎ澄まされる“暗闇状態”で各種の特徴を楽しんでもらおうと企画したという。

 食べ比べでは参加者全員がアイマスクを着用。1種類ずつイチゴを受け取り、香りやサイズを確かめながら味わった。首をひねる様子も目立ったが、結果発表では23人中19人が全ての品種を言い当てた。

 これに先立ち、県農業試験場いちご研究所の植木一博(うえきかずひろ)研究統括監がイチゴの栄養価の高さや県オリジナル品種を解説。同市親園の森瑞己(もりみずき)さん(27)、森武寛(もりたけひろ)さん(26)のイチゴ農家2人がUターン就農した経緯や地元の魅力を語った。