宿場ライブを行う祥子さんと会場となる国登録有形文化財のトチセン赤レンガ工場

 【足利】昨年4月から日光例幣使街道の宿場町をたどるライブを続けている、とちぎ未来大使の歌手祥子(しょうこ)さん=東京都葛飾区=は23日、福居町の国登録有形文化財、トチセン(旧足利織物)赤レンガサラン工場でライブ「八木宿の章」を開く。祥子さんは「こんな会場で歌えるのは奇跡で、ありがたい。わくわくする」と話している。

 祥子さんは2016~18年に日光街道の23カ所で宿場ライブを開催。年号が平成から令和に変わる2019年春、京都と日光東照宮を結んだ日光例幣使街道で宿場ライブを始めた。

 日光、鹿沼、栃木など各市町の宿場を巡り八木宿は8カ所目。地域の歴史を感じさせる会場を探していたが、昨年11月の市の文化財一斉公開でトチセン工場を見学したのがきっかけで、ライブ会場に使うのを快諾してもらった。

 会場は100年以上前の建物。自身のレパートリーのほか、地元にちなんだ御厨(みくりや)小校歌や市歌を、歌とガットギターのシンプルな構成で聞かせる。曲間には八木宿の歴史などを語る。衣装として銘仙の着物を着たり、八木節を紹介することなども構想しているという。

 例幣使街道のライブは八木宿を最後に本県を離れ、群馬県に入る。その後は日光御成道をたどり東京・日本橋を目指すルートと本街道で京都を目指すルートとで展開していく。

 2500円。午後2時開演。開演前に、ボランティアガイドが八木宿を案内する無料の観光ツアーを予定している。(問)クロスミュージック03・6240・1562。