宇都宮美術館で開催中の企画展「リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」(宇都宮美術館、下野新聞社主催)の来場者が12日、1万人を突破した。
1万人目となったのは、宇都宮市宝木本町、介護福祉士冨澤尚伸(とみざわひさのぶ)さん(47)、佳織(かおり)さん(47)夫妻。ドイツ語を学んでいる佳織さんが「ドイツ語圏の文化芸術に興味があった」といい、「食事をして展覧会を見るデートなので、2人ともおめかしして来ました」と笑顔。
佐々木吉晴(ささきよしはる)館長から図録や記念品を手渡され、「学芸員が作品解説するギャラリートークはとても参考になる。機会を改めてまた訪れたい」と話した。
同展は“ヨーロッパの宝石箱”にも例えられるリヒテンシュタイン侯爵家のコレクションから、油彩画や陶磁器など約130点を紹介している。24日まで。