要人の表敬訪問や首脳会談などが行われる朝日の間=12日午後、東京都港区の迎賓館赤坂離宮

 国宝に指定されている迎賓館赤坂離宮(東京・元赤坂)は12日、下野新聞社など新聞各社の取材に応じた。本館に四つある公用室のうち、最も格式が高い「朝日の間」は昨年4月に修復を終えたばかりで、より鮮やかになった豪華絢爛(けんらん)な装飾を鑑賞できる。

 1909年に東宮御所として建設された日本唯一のネオ・バロック様式による西洋宮殿。74年に世界各国の賓客をもてなす迎賓館として生まれ変わった。2009年に本館や正門、噴水などが国宝に指定され、16年に事前予約を必要としない通年公開が始まった。

 晩さん会が催される「花鳥(かちょう)の間」には四季の花や鳥を描いた楕円形(だえんけい)の七宝焼の額、首脳会談の会場にもなる「彩鸞(さいらん)の間」には金色に輝く鳥のレリーフなどが飾られている。3月10日までは、1964年東京五輪の組織委員会事務局が入っていたことを伝える特別展が開催中で、当時のメダルや聖火トーチを鑑賞できる。

 特別展期間中の本館の参観料は2千円。水曜休館。国公賓を接遇する日も休館する。