真剣な表情で潜水訓練を行う隊員=11日午後3時35分、日光市湯元

 海難救助の精鋭集団として知られる海上保安庁特殊救難隊(特救隊)の氷下潜水訓練が11日、奥日光の湯ノ湖で行われた。

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 湖面が氷結する同湖での訓練は、流氷の海を想定した潜水ができるため特救隊の伝統となっている。今年は暖冬で氷結しない日もあったが、同日は部分的に10~20センチの氷が張り、氷下潜水が可能となった。

 地吹雪に見舞われる中、特救隊全6隊のうち第6隊の5人が潜水服を身に着け、湖面の氷に開けた穴から潜って救助訓練などを行った。訓練は部隊を入れ替えながら15日まで続く。

 向井貴深(むかいたかみ)第6隊長(41)は「暖冬で訓練ができるか心配だった。全国での救助活動に備え、技術を養うことができる」と話した。