スポーツクライミングのボルダリング・ジャパンカップは9日、東京・駒沢屋内球技場で準決勝と決勝が行われ、世界王者で東京五輪代表の楢崎智亜(ならさきともあ)(宇都宮市出身、TEAM au)は2年連続の2位だった。初優勝した20歳の原田海(はらだ・かい)(日新火災)と同じ2完登だったが、ゾーンの数で及ばなかった。
ほか県勢は準決勝1位で決勝に進んだ川又玲瑛(かわまたれい)(宇南高)が大健闘の4位。楢崎明智(ならさきめいち)(宇都宮市出身、TEAM au)は準決勝12位と振るわず6人で争われた決勝に進めなかった。
女子は17歳の伊藤(いとう)ふたば(TEAM au)が最年少優勝を飾った2017年以来、2度目の日本一。決勝で東京五輪代表の野口啓代(のぐち・あきよ)(同)と3完登で並び、課題(コース)途中のボーナスに当たるゾーン獲得数で上回った。野中生萌(のなか・みほう)(XFLAG)が3位。