9競技の覚書を締結したクルチャール会長(左から3人目)と福田知事(同4人目)、4市長=9日午後、宇都宮市本町

9競技の覚書を締結したクルチャール会長(左から3人目)と福田知事(同4人目)、4市長=9日午後、宇都宮市本町

9競技の覚書を締結したクルチャール会長(左から3人目)と福田知事(同4人目)、4市長=9日午後、宇都宮市本町 9競技の覚書を締結したクルチャール会長(左から3人目)と福田知事(同4人目)、4市長=9日午後、宇都宮市本町

 東京五輪・パラリンピック参加国の大会事前合宿について、県と栃木、小山、矢板、さくらの4市、ハンガリーの9競技団体は9日、県と各市が9競技をそれぞれ受け入れる覚書を宇都宮市内のホテルで締結した。既に締結済みの陸上と合わせ、覚書締結は10競技となった。

 各自治体の受け入れ競技は、栃木市が近代五種、小山市が水球、新体操、体操、矢板市が自転車、ゴルフ、さくら市がトライアスロン、県が空手、テコンドー。うち近代五種、水球、体操は五輪出場が内定しているという。

 締結式では、ハンガリー五輪委員会のクルチャール・クリスティアン会長と福田富一(ふくだとみかず)知事、4市長が一堂に会した。クルチャール会長は「選手がより良い環境で、勝利に向けて万全の準備ができるよう見守ってくれる栃木県の皆さまに感謝する。多くの競技が快適にトレーニングできる」と述べた。

 福田知事は「各市や競技団体と連携して万全の態勢を整え、県民とおもてなしの心でお迎えし、最高の結果を残せるよう全力でサポートする」とあいさつ。来日する選手の家族らのホームステイを積極的に受け入れていく考えも表明した。

 大川秀子(おおかわひでこ)栃木市長は「台風19号で大変な被害に遭った市民に明るいニュースであり、復興に向けた大きな励みになる」と語った。県は同国のボクシングやフェンシング、バスケットボール、ハンドボールなどの競技とも交渉を続けていく。