いじめの事案を想定し、対応について意見を交わす小中学校の教諭

 【日光】市内の小学校で2018年、いじめを訴える男子児童に教諭が不適切な対応をした問題を受け、市教委は10日、市内全41小中学校の児童・生徒指導担当者を集めた臨時の研修会を市大沢公民館で開いた。「いじめ根絶」を目指し市教委が取り組んでいる総点検の一環。第一線で問題に向き合う教諭が垣根を越えて意見を交わし、「隅々まで実態を把握し丁寧に対応」することや各校のホームページ(HP)に学校いじめ防止基本方針を本年度中に掲載することを確認した。

 いじめの未然防止・早期発見・早期対応に向け、市教委は昨年12月、総点検に乗り出した。各校にあるいじめ問題の対策委員会が機能しているかなど現状や課題を確認したり、斎藤孝雄(さいとうたかお)教育長が各校の校長を個別に訪問したりしながら態勢強化を進めている。