県高校新人サッカー大会は8日、さくら市のさくらスタジアムほかで行われ、男子は佐野日大が6年ぶり13度目の優勝を飾った。栃木との決勝で1-1からのPK戦を4-3で制した。
佐野日大は28分に左サイドを崩し、MF寺田真紘(てらだまひろ)からのクロスをFW平岡龍之介(ひらおかりゅうのすけ)がけり込んで先制。後半に同点に追い付かれた後は、MF根津彰文(ねづあきふみ)がミドルシュートを放つ場面もあったが決め切れなかった。
延長戦でも勝負は決まらずPK戦に突入。3-3で迎えた5人目で先攻の栃木が外したのに対し、FW瀧本貫平(たきもとかんぺい)がきっちり決めて熱戦にピリオドを打った。
初優勝を目指した栃木は序盤から積極的に攻撃を仕掛け、後半33分にMF上原真路(うえはらましろ)主将がPKを決めて同点。さらに攻勢を強めたが、堅守の佐野日大から追加点を奪えなかった。
女子は準決勝2試合を行い、文星女と宇中女が決勝に進んだ。決勝は9日正午から県総合運動公園で行われる。