じゃらんnet上に設けた「塩原温泉ふっこう応援クーポン」特別サイト

 【那須塩原】昨年10月の台風19号被害や新型コロナウイルスによる肺炎拡大などの影響を払拭(ふっしょく)しようと、塩原温泉旅館協同組合は6日までに、「塩原温泉ふっこう応援クーポン」を発行した。塩原温泉に宿泊予約する先着333人に3千円のクーポンを発行するもので、宿予約サイト「じゃらんnet」上に特設サイトを設けた。同組合は「塩原温泉は苦境が続いている状況だが、旅館の需要を掘り起こす起爆剤にしたい」と意気込んでいる。

 塩原温泉では昨年10月、台風19号で道路の通行止めや建物、露天風呂の冠水などの直接被害のほか、旅行自粛などの間接被害があった。また、1月下旬からの新型肺炎の感染拡大による影響も懸念されるという。

 同組合青年部長で、塩原の旅館「上会津屋」の君島正憲(きみしままさのり)代表(40)は「10月の連休に当たった台風19号で、同月の売り上げは3、4割減少した」と振り返る。新型肺炎の影響を懸念する客から「中国人宿泊客はいるか」という問い合わせが連日あり、「もともと誘客が難しい冬の厳しさに追い打ちとなりかねない状況。クーポンで旅行需要を喚起したい」と話す。

 3千円のクーポンは先着333人分で総額99万9千円。3日から販売を開始し、4日現在で100人の申し込みがあるという。宿泊対象期間は3月9日まで、対象旅館はじゃらんネット掲載の同組合員施設。応募要件は大人2人以上の予約で、1予約あたりの合計宿泊料金が6千円以上など。

 (問)同組合0287・32・2248。