渡良瀬遊水地で確認されたチュウヒ(内田孝男さん撮影)

 【栃木】日本野鳥の会県支部などは6日までに、ワシタカ類の越冬地となっている渡良瀬遊水地でワシタカの個体数を調査する恒例の「ワシタカカウント」を実施した。チュウヒは2019年、18年の2倍以上の個体数を確認。同支部は「台風19号で周辺河川の採食環境が悪化したためではないか」と推察している。

 カウントは同支部と渡良瀬遊水池を守る利根川流域住民協議会が主催し、2日に行った。参加者31人が9カ所に分かれて観察した。

 同一時刻の最大個体数は主要3種がトビ32羽(昨年25羽)、ノスリ6羽(同10羽)、チュウヒ10羽(同4羽)。チュウヒの羽数が大きく増加した。このほかミサゴ、オオタカ、ハヤブサなども昨年と同程度確認された。