天日干しされる浴衣地=22日午前10時5分、宇都宮市錦1丁目、小型無人機から

天日干しされる浴衣地=22日午前10時5分、宇都宮市錦1丁目、小型無人機から

 初夏の陽気となった22日、宇都宮市錦1丁目の中川染工場では、浴衣地や手ぬぐいの天日干し作業が行われた。強い日差しの中で、ぴんと張られた細長い反物が色とりどりに輝きながら夏風に揺れていた。

 反物は伝統技法「注染(ちゅうせん)」で染め上げられる。同工場によると、生地の上から液体染料を注ぐため布目の通気性に優れ、着心地が良いという。この時期は、夏祭り向けの注文が多い。

 社長の中川友輝(なかがわゆうき)さん(36)は「若い世代向けには黄色やピンクのパステルカラーが人気。江戸時代から続く宮染めの良さを、着て知ってもらいたい」と話した。