2020年度県一般会計当初予算案の総額は、19年度当初比320億円増の8373億円程度で、2年連続で前年度を上回ることが5日、分かった。県議会各会派の予算要望に対する回答で、福田富一(ふくだとみかず)知事が明らかにした。昨年の台風19号に伴う災害復旧事業費のほか、消費税率引き上げによる税関連支出、医療福祉関係経費の増加が要因。当初予算額が8300億円を超えるのは、足利銀行一時国有化を踏まえた経済対策などが盛り込まれた05年度(8560億2千万円)以来、15年ぶりとなる。

 福田知事は各会派に対し、台風被害からの復旧・復興のほか、県政の基本指針「とちぎ元気発信プラン」の総仕上げ、次期県版人口減少対策「とちぎ創生15(いちご)戦略」(第2期)の推進などに取り組むと説明した。