マスクの在庫がほぼなくなった薬局。近くの棚には花粉症の薬が並ぶ=4日午後、鹿沼市栃窪

 新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、マスクの品薄状態が続く中、県内は今週末にも花粉症のシーズンを迎える。気象情報会社によると、スギ花粉の飛散量は少なめだが、時期は暖冬の影響で全国的に平年より早くなる見通し。県内の医療機関には既にシーズンに備えて薬を求める人が目立ち、花粉症対策に必須なマスクの不足に懸念の声も上がる。国がマスク製造の業界団体に増産を呼び掛けるなどしているが、品薄解消の見通しは立っていない状況だ。

 気象情報会社「ウェザーニューズ」(千葉市)によると、今季の飛散量は関東各地で平年の7、8割ほどと予想しているものの、暖冬の影響で時期が平年より数日から1週間ほど早まる見込み。担当者は「(花粉症のシーズン入りは)関東地方では寒気の状況により、今週末から週明けごろ」とみている。