2022年開催の「いちご一会(いちえ)とちぎ国体」の舞台となる県総合スポーツゾーンの中核施設・新スタジアム(宇都宮市西川田2丁目)が、3月末の完成に向け工事が大詰めを迎えている。
4日は、緑色の芝が広がるフィールドの周囲で、約20人がトラック・フィールドの工事に当たった。青色のトラックはウレタン舗装の作業途中で、まるで水鏡のようだ。今後、凹凸のあるエンボス層が敷設され、9レーンのラインが引かれるという。
県総合スポーツゾーン整備室によると、スタジアムの建物は既に完成しており、トラック・フィールド工事の進捗(しんちょく)率は現在75%。5月からの本格運用を目指す。6月上旬には、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の国際親善試合も予定している。