練習に励む栃木シティFCの選手たち=栃木市内

栃木SCから加入したMF古波津

練習に励む栃木シティFCの選手たち=栃木市内 栃木SCから加入したMF古波津

 サッカー関東1部リーグの栃木シティFCの今季体制がほぼ固まった。関東リーグ3季目となる今季はJ1鳥栖、横浜Cコーチなどを歴任した中村敦(なかむらあつし)氏(46)を新監督に迎え、新加入13人を加えた28選手の陣容で日本フットボールリーグ(JFL)復帰に挑戦する。

 オールプロ化2年目の昨季はリーグ戦序盤の4試合で鄭容臺(チョンヨンデ)新監督を解任。岸野靖之(きしのやすゆき)戦略統括責任者が指揮を執り、通算成績は9勝5分け4敗の勝ち点32で3位に終わった。JFL昇格につながる全国地域チャンピオンズリーグ出場を懸けた10月の全国社会人選手権でも2回戦でFC刈谷(愛知)に0-1で惜敗した。

 今季はMF古波津辰希(こはつたつき)(栃木SC)、大島嵩弘(おおしまたかひろ)(長野)、阿部巧(あべたくみ)(相模原)の両DFらJリーグチーム在籍選手をはじめ13人を補強。2014年に奈良クラブを初のJFL昇格に導いた中村監督は「可能性を感じるチーム」と陣容を評価する。

 全体練習は1月下旬から始動した。「相手をしっかり見てサッカーをする」という指揮官の方針の下、ワンタッチパスに制限した紅白戦などを繰り返す中で、瞬時の判断力や切り替えの速さに磨きを掛けている。

 リーグ戦は4月に開幕する。昨季チーム最多8得点を挙げたベテランFW藤田祥史(ふじたよしひと)は「練習から質を上げて取り組みたい。チームワークを大事にしてリーグ1位を狙う」と意気込みを語った。