社協と市による移転の協議会

老朽化が指摘されている旧春日町庁舎

社協と市による移転の協議会 老朽化が指摘されている旧春日町庁舎

 【日光】市社会福祉協議会の本所と今市支所が入る旧春日町庁舎(今市)の老朽化を受け、市と市社協は3日、市社協の事務所移転協議を始めた。今後、本所は市社協藤原支所が入る藤原福祉センター「ふじの郷」(鬼怒川温泉大原)、今市支所は市役所本庁舎内を移転の候補地として協議を進める。市社協の星野正浩(ほしのまさひろ)事務局長は「今年3月の理事会で協議の状況を中間報告し、6月の理事会で最終的な方針を出したい」と話している。

 旧春日町庁舎は1972年度に建築された鉄筋コンクリートの平屋。2006年の2市2町1村の合併後、市社協が市から無償貸与を受けている。市が16年度に策定した市公共施設マネジメント計画で、建物の全体的な劣化と耐震化の未実施が指摘されていた。

 市と市社協が、本所の代替施設を検討した結果、今市地域には現段階で条件に合う施設がなく、ふじの郷が候補地になった。今市支所は行政との連携を取りやすくするため、本庁舎内を候補とした。

 この日の協議は、市社会福祉課と市資産経営課を交えて行われた。今後の検討事項や、他の移転候補地の可能性などを話し合い、施設内の設備を視察した。市資産経営課の小林岳英(こばやしたけひで)課長は「法律の範囲内で公民連携の動きができるのであれば、検討の幅を広げられる。次回までに他合併市の事例を調べてもらえるとありがたい」と話した。

 ふじの郷は2000年に建築された鉄筋コンクリートの平屋。耐震化されており、約230平方メートルの事務室がある。