2019年の県内年間平均気温

 2019年の栃木県内の年間平均気温は、平年値のある13観測地点で平年比0.7~1.7度高かったことが2日までに、宇都宮地方気象台のまとめで分かった。春と秋に暖かい空気に覆われるなど、年間を通して気温の高い状態が続いたという。また同年10月に本県を直撃した台風19号の記録的豪雨の影響で、年間降水量は塩谷と鹿沼で観測史上最多となった。

 同気象台によると、冬や春は高気圧に覆われて晴れる日が多く、気温が上昇。特に5月は佐野で2日連続の猛暑日を記録した。梅雨の時季は曇りや雨の日が多く気温は平年並みか低い日が続いたものの、梅雨明け後は太平洋高気圧に覆われて気温が急上昇した。12月以降も偏西風の影響で、暖かい空気が入りやすい状態の日が多かった。

 年間平均気温は佐野で平年より1.7度高い15.6度、小山で1.4度高い15.3度となった。県内全14観測地点のうち宇都宮(14.9度)や真岡(14.3度)、大田原(13.7度)など8地点で観測史上2位もしくは2位と並ぶ気温を記録した。黒磯(12.7度)と土呂部(8.7度)など4地点は、過去3番目の高さだった。

 一方、年間降水量は地域気象観測システム(アメダス)のある18地点で平年比105~138%を観測。台風19号の影響で、葛生や今市など7地点で平年より「かなり多い」水準となった。塩谷は平年比138%の2245ミリ、鹿沼は同比137%の2225ミリを記録した。