「セルジオ越後杯争奪戦」開催40年を祝うセルジオさん(中央奥付近)ら関係者と小学生ら

 【那須】那須地域を中心とした小学生チームのフットサル大会で、40年目を迎えた「セルジオ越後(えちご)杯争奪戦」最終日が2日、寺子乙の町スポーツセンターで行われた。大会は、辛口のサッカー評論と長年の全国でのサッカー普及活動で知られる解説者のセルジオ越後さん(74)が、かつて町に本拠地を置いた日本リーグ藤和不動産(現・J1湘南)で活躍したのを縁に始まった。関係者の努力で恒例イベントに定着し、セルジオさんは時折往年の技術を見せるなど子どもたちにサッカーの楽しさを伝えた。

 セルジオさんは1972年にブラジルから来日し、当初は旧黒磯市に在住。大会は「本場の技術と楽しさを子どもに体験させたい」という関係者の提案にセルジオさんが共感し、81年から毎年冬に開催している。

 当時のセルジオさんのチームメートで大会実行委員長の高久丙、川崎博史(かわさきひろふみ)さん(72)は「やめるのはいつでもできるからと、苦しい時もサッカー仲間の情熱で続けてきた」と振り返り、「セルジオの体が動く間は続けたい」と話す。40年たち、小学生時代に大会に参加し、現在は裏方として携わっている人もいる。