竹林で発見されたほこら通称「水神様」と荒川さん

竹林で発見されたほこら通称「水神様」

竹林で発見されたほこら通称「水神様」と荒川さん 竹林で発見されたほこら通称「水神様」

 【壬生】地元住民でつくる地域貢献団体「嘉陽が丘里山の会」(坂田昇一(さかたしょういち)会長)は、上稲葉の赤御堂地区私有地竹林で発見されたほこら通称「水神様(みずがみさま)」周辺の整備に着手した。かつて地域住民によって祭られてきたが、守り手がいなくなりほこらの正確な場所も分からなくなっていた。伝承のシンボルとして環境を整え、次世代への継承を図る。

 同地区の伝承によると、400年以上前に大規模な干ばつが起きた。見かねた法印(僧侶か祈祷(きとう)師)が雨乞いをした後、ふちに身を投げて雨を降らせたとされる。そのふちは「法印渕(ぶち)」と呼ばれるようになり、同地区の住民は法印の霊を慰めることなどを目的に、形を変えながら「水神様」として祭ってきたと伝えられている。