衣装を試着する「少年誠心隊」参加者

衣装を試着する「少年誠心隊」参加者

本番で身に着けるよろいと田野会長

掛け声とともに「八方切り」を練習する足利剣友会の子どもたち

衣装を試着する「少年誠心隊」参加者 衣装を試着する「少年誠心隊」参加者 本番で身に着けるよろいと田野会長 掛け声とともに「八方切り」を練習する足利剣友会の子どもたち

 【足利】よろい武者姿の市民たちが通りを練り歩く伝統行事「節分鎧(よろい)年越」が3日夜、市中心部で行われる。今年の“出陣者”は市内外からはせ参じる総勢241人。室町幕府将軍家に連なる足利氏発祥の地で、坂東武者の「いざ鎌倉」の心意気を示そうと関係者は剣さばきの形、衣装の確認など準備に余念がない。いざ、本番へ-。

 「大正、昭和、平成、令和と四つの時代をつなぐ、令和最初の鎧年越になる」。本番を控え、主催する立春会の田野雅己(たのまさみ)会長(66)は自前のよろいを前に気を引き締めた。

 鎧年越は鎌倉時代中期、足利氏4代泰氏(やすうじ)が坂東武者500騎を鑁阿(ばんな)寺南大門へ勢ぞろいさせた故事に由来する。市内の繊維業者有志らが1915年、立春会を立ち上げてよろい武者行列として復活させた。一般の希望者も参加できるため例年、前年末には募集を始めるが、準備は1月から本格化する。